2018 / 06
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ひさびさの更新です。


何日か前に仕事に伺ったお宅での話。


梅雨入りしたとはいえ、その日は天気も良くて、そこを狙ったの

かどうかは分からないけれど、ご主人と奥さんで部屋の模様替え。

古いタンスを実家からトラックで運んで来られたらしい。

「もし、重いものがあったらお手伝いしますよー」と声掛けして

おいて、こちらはこちらで仕事をしながら様子を伺っていると、

小柄な奥さんなのに、タンスの大きな引き出しも難なく運んでい

て、ひと安心。


それは、タンスの本体お置き終えて、たぶん引き出しを入れてい

る時だったと思う。(隣の部屋なので、たぶん)


ハーモニカの音が一瞬聴こえた気がした。


隣の部屋では「防犯のためなんだろうね」みたいな会話。


「‘タンス’‘ハーモニカ’‘防犯’???」

気になる~

ピアノの調律をしながらも、この三つのキーワードをもとに推理

してみたのだった。


導き出した答えは!


どうやら隣室に運び込まれたタンスには開けたり閉めたりする際

に、内部に仕込まれたハーモニカが鳴るように細工されているに

違いない。きっちり作られたタンスは空気の逃げ場がないので、

勢いよく押し込むと、他の引き出しが押し出されるというではな

いか。そんなタンスであれば、きっとハーモニカでも鳴らせるに

違いない。

タンスにハーモニカなんてよく考え付いたなー。

昔の職人さん、遊び心あるじゃん

と、僕は答えを確かめる前からそのつもりになっていた。

というより、そうであって欲しいと願っていた。

これは、なんとしても確かめねばなるまいぞ。


さて、いよいよ仕事が終わり、お茶をいただきながら気になって

いる件の疑問をぶつけてみたのだった!!

ルルルルルル・・・(太鼓ロールの音)




はたして、予想していたとおりだった!期待も大いにあった!!

奥さんも、ずいぶん昔にお母さんから、開け閉めするたびに音が

鳴るように細工されたタンスなんだと聞いていたらしい。


夜中にドロ○ーさんがタンスに目をつけて物色しようと引き出し

に手を掛けて開けたとたん「ブワー

とハーモニカの音がシ~ンと寝静まった家に響き渡ったら、と

想像すると愉快ではないか。


さて、問題のブツを見せていただけることになりワクワク

なにせ、引き出しのいちばん奥にしつらえてあるので、ちょっと

暗いのだけれど、これが証拠写真。

110531_1456~01

大きさはマッチ箱くらい。全部のリードが鳴るようになっている

ので、実際に聴いた感じは、ハーモニカというより雅楽で用いる

笙(しょう)みたいな印象を受けた。

でも、これくらいの‘か細い’音で家人が起きるかなー?と思っ

ていたら、これは見ることが叶わずであったのだが、実は更にす

ごい仕掛けがあるのだとか。


それは、ボクシングの試合開始で鳴らされるゴングまで仕込まれ

ているらしいというのだ。


であったなら、もし、夜中にド○ボーさんがその引き出しを開け

てしまったとしたら。


その音は文字通り、捕り物開始のゴングですな。ハハハ・・・。


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【お見事!】
見事な推理ですな!!刑事コロンボみたいです!
しかし、そのアイディアを思いついた人も素晴らしい!もともとそういう仕掛けの付いたタンスだったわけではなくて、調律に行かれた家の方が考案した仕掛けなんでしょうな?
タンスの奥行きは引き出しの奥行きよりすこし余分にある、ということから、かつてオヤジが使っていたタンスにも、引出を取りだした奥に桐の箱があって、そこに通帳などを隠してましたね。
しかし夜中に家の中まで侵入してきてタンスの引き出しを開けるなんて、なんとも古典的なドロ○ーさんですね(笑)。
【ハーモニカ・タンス】
ハーモニカ・タンスがあることは知っていましたが、その仕込みを見たことはありませんでした。ゴングも見てみたいですね。

母のタンスも仕込みタンスです。母の実家の店子に指物師がいて、嫁入り道具を作ってもらったそうで、この仕込みは、引き出しの奥にさらに引き出しが、さらにもう1つ・・というものです。一度泥棒に入られたのですが、この仕込みダンスの中は、開けられませんでした。ただし、表側のカギを壊すのに、タンス自体をノミのようなもので傷つけられて、散々なことになってしまいました。いずれにしろ、今も昔も、ろくなものは入っていませんけど・・・。
【】
Akira T.さん

コメントありがとうございます。
『グラスの底に顔があってもいいじゃないか』の某CMよろしく『タンスから音が出たっていいじゃないか』の発想が拍手喝采ものだと思います。
【】
ト音記号さん

コメントありがとうございました。
仕込みモノもいろいろありますが、こんなものもありますよ~。
題して『ステッキ・ヴァイオリン』(和名:素敵小提琴 ?)
現物は武蔵野音楽大学の楽器博物館にあるはずです。
ちょっと太めの半筒状の鞘をはずすと超細身のヴァイオリンの本体が現れます。持ち手の部分を顎に当てるようです。いかにも、シャーロック・ホームズのコレクションではないか?と思われるいでたちです。
【】
お久しぶりです

タンスハーモニカー

ユニークな音だなあ
と思った記憶があります
【】
トマトの夢3さん

コメントありがとうございます。
おや、ご存知でしたか。
古いものではあるけど驚きは新鮮でした。
【面白いですね!】
私はそんなタンスがあるとは初めて知りました!!
日本人には珍しい!?ユーモアのセンスを感じますね。

音、きいてみたいなぁ。タンスのハーモニカ!!

それにしてもジャッキーさんの推理力すごいです!!
【】
おくりんさん

コメントありがとうございます。
効果があるのかどうかはともかく、知った時は新鮮な喜びでした。
こういう仕掛けは今で言う一種のセキュリティーなんでしょうが、もっと大掛かりなものが金沢市にあります。日蓮宗の妙立寺。通称、忍者寺と言われているお寺です。アトラクション的なものでは全然なくて、極めて真面目に実戦を想定して作られた仕掛けが満載です。現代人でも一人も生きて出られないでしょうね(怖っ。)もちろん、見学はガイドさんがついていてくれるので安全です。
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ジャッキー

Author:ジャッキー
★マルチでありたいミュージシャン

フラメンコギターでの舞踊伴奏をするうちに、何の因果か各種パーカッション(ただしラテンはやりません)にもてあそばれる。

あがた森魚のサポート多数。
コンテンポラリーダンスグループ《まことクラヴ》では音楽・演奏担当。
FM局の音楽番組サウンド・オブ・ラテンアメリカのフラメンコの回《ムシカ・デル・ス-ル》では番組消滅までパーソナリティーを務めていた。
スペイン人ミュージシャン達にジャッキー・○ェンに似ている(?)と言われ、以来「ジャッキー」の名で音楽活動を続けている。
バレエ、演劇、語りの音楽なども。
いやはや。

でも、本業はピアノ調律師。

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