2012 / 06
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“ミニマル・ミュージックの旗手”として知られている

スティーブ・ライヒ

彼の《DRUMING》1971)という作品のCDを引っ張り出

してきて(日常的に聴かなくなったCDは段ボールに入れて屋根裏

部屋に上げているのだ。だから今日のような暑い日には5分も居れ

ば汗だく。カラータイマーが鳴らないうちにササッと探して降りて来

ないと危ないのだ)ライナーノートをあらためて読み返してみると

彼の音楽を「ミニマル」と呼べるのは1965年から70年までに作

曲されたものと、のちの2つの作品のみにしかあてはまらない、

とある。

ガーン

そうだったのか!

ちょっと目立つ斬新げなことをすると世間様には強烈な印象が残

って後々までそのレッテルが付いてまわるのだね。

「あ、ミニマル・ミュージックのライヒさんですね」といつも言われる

彼の心境はどんなだったのだろう。

彼の作曲技法はすでにもっと先に行っているにも関わらず、であ

る。

ひょっとして、風貌からして許容心はありそうだから(映像中で

黒いキャップを被ってピアノを弾いているのがスティーブ)「ええよ

“ミニマル・ライヒ”と呼んでくれても」というかも知れない。


今回紹介する

《18人の音楽家のための音楽》(1976)は

彼の作品の中でもしっかりとよく練られたものだと思う。


第一印象は「これは何か電気処理でもしているのか?」と思われ

るかも知れない。(ボーカルの女性はマイクを持っているし・・・)

電気処理というのはディレイ(信号を一定時間遅れで繰り返す―

わかりやすく言えばエコーみたいなもの)というエフェクターで

もかけているかのように聴こえる。

でも、彼の名誉のために言っておくと、マイクはあくまで増幅の

ためだけに使用されているのだ。


つまり、エコーがかかっているかのように聴こえるのは、そのよ

うに作曲されているからなのだ。

作るほうも作るほうだけど、演奏する側も相当の技量を必要とす

るし、とにかくこんな作品、集中力でくたくたになりそうだ。


以前、アメリカ人の知り合いが、同じカテゴリーの音楽家である

フィリップ・グラスの作品を演奏(彼は合唱団の一員として

参加)したことがあったそうだが、とにかく同じパルスが延々と続く

ので、神経をすり減らしたとか。

わかるわかる!数え損なって自分だけ残った日には・・・


ここでは冒頭部分のみupしていますが、続きをお聴きになりたい

場合はYou tubeからお入り下さい。

(ちなみに、トータルで60数分あります)




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ジャッキー

Author:ジャッキー
★マルチでありたいミュージシャン

フラメンコギターでの舞踊伴奏をするうちに、何の因果か各種パーカッション(ただしラテンはやりません)にもてあそばれる。

あがた森魚のサポート多数。
コンテンポラリーダンスグループ《まことクラヴ》では音楽・演奏担当。
FM局の音楽番組サウンド・オブ・ラテンアメリカのフラメンコの回《ムシカ・デル・ス-ル》では番組消滅までパーソナリティーを務めていた。
スペイン人ミュージシャン達にジャッキー・○ェンに似ている(?)と言われ、以来「ジャッキー」の名で音楽活動を続けている。
バレエ、演劇、語りの音楽なども。
いやはや。

でも、本業はピアノ調律師。

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