2011 / 06
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ひさびさの更新です。


何日か前に仕事に伺ったお宅での話。


梅雨入りしたとはいえ、その日は天気も良くて、そこを狙ったの

かどうかは分からないけれど、ご主人と奥さんで部屋の模様替え。

古いタンスを実家からトラックで運んで来られたらしい。

「もし、重いものがあったらお手伝いしますよー」と声掛けして

おいて、こちらはこちらで仕事をしながら様子を伺っていると、

小柄な奥さんなのに、タンスの大きな引き出しも難なく運んでい

て、ひと安心。


それは、タンスの本体お置き終えて、たぶん引き出しを入れてい

る時だったと思う。(隣の部屋なので、たぶん)


ハーモニカの音が一瞬聴こえた気がした。


隣の部屋では「防犯のためなんだろうね」みたいな会話。


「‘タンス’‘ハーモニカ’‘防犯’???」

気になる~

ピアノの調律をしながらも、この三つのキーワードをもとに推理

してみたのだった。


導き出した答えは!


どうやら隣室に運び込まれたタンスには開けたり閉めたりする際

に、内部に仕込まれたハーモニカが鳴るように細工されているに

違いない。きっちり作られたタンスは空気の逃げ場がないので、

勢いよく押し込むと、他の引き出しが押し出されるというではな

いか。そんなタンスであれば、きっとハーモニカでも鳴らせるに

違いない。

タンスにハーモニカなんてよく考え付いたなー。

昔の職人さん、遊び心あるじゃん

と、僕は答えを確かめる前からそのつもりになっていた。

というより、そうであって欲しいと願っていた。

これは、なんとしても確かめねばなるまいぞ。


さて、いよいよ仕事が終わり、お茶をいただきながら気になって

いる件の疑問をぶつけてみたのだった!!

ルルルルルル・・・(太鼓ロールの音)




はたして、予想していたとおりだった!期待も大いにあった!!

奥さんも、ずいぶん昔にお母さんから、開け閉めするたびに音が

鳴るように細工されたタンスなんだと聞いていたらしい。


夜中にドロ○ーさんがタンスに目をつけて物色しようと引き出し

に手を掛けて開けたとたん「ブワー

とハーモニカの音がシ~ンと寝静まった家に響き渡ったら、と

想像すると愉快ではないか。


さて、問題のブツを見せていただけることになりワクワク

なにせ、引き出しのいちばん奥にしつらえてあるので、ちょっと

暗いのだけれど、これが証拠写真。

110531_1456~01

大きさはマッチ箱くらい。全部のリードが鳴るようになっている

ので、実際に聴いた感じは、ハーモニカというより雅楽で用いる

笙(しょう)みたいな印象を受けた。

でも、これくらいの‘か細い’音で家人が起きるかなー?と思っ

ていたら、これは見ることが叶わずであったのだが、実は更にす

ごい仕掛けがあるのだとか。


それは、ボクシングの試合開始で鳴らされるゴングまで仕込まれ

ているらしいというのだ。


であったなら、もし、夜中にド○ボーさんがその引き出しを開け

てしまったとしたら。


その音は文字通り、捕り物開始のゴングですな。ハハハ・・・。



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ジャッキー

Author:ジャッキー
★マルチでありたいミュージシャン

フラメンコギターでの舞踊伴奏をするうちに、何の因果か各種パーカッション(ただしラテンはやりません)にもてあそばれる。

あがた森魚のサポート多数。
コンテンポラリーダンスグループ《まことクラヴ》では音楽・演奏担当。
FM局の音楽番組サウンド・オブ・ラテンアメリカのフラメンコの回《ムシカ・デル・ス-ル》では番組消滅までパーソナリティーを務めていた。
スペイン人ミュージシャン達にジャッキー・○ェンに似ている(?)と言われ、以来「ジャッキー」の名で音楽活動を続けている。
バレエ、演劇、語りの音楽なども。
いやはや。

でも、本業はピアノ調律師。

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