2010 / 06
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日曜日は朝9時から倉敷市民会館の楽器庫にこもっての調律。

倉敷管弦楽団の36回目の定演。(おめでとうございます!)


ゲストにピアニストの松本和将氏を招いて、ラフマニノフの

ピアノ協奏曲第2番。彼の十八番(おはこ)だ。


僕も昔から大好きな曲で、高校生の頃、受験に必要ないと言えば

聞こえはいいけれども、やる気のない数学の時間なんかに

頭の中でこの曲を鳴らしていたものだった。


本番は客演指揮者の角田鋼亮氏のタクトのもと、オーケストラと

ソリストが一体となった熱い演奏だった。


ところが、事件はそのあとだった。

(火サスの『ピアノ協奏曲殺人事件』ではないので悪しからず。)


ラフマニノフのあとは休憩を挟んでブラームスの第1交響曲の筈

だった。実際、所定の休憩時間もすんで、上手側の団員はすでに

何人かは舞台に出て自分の席に着こうとしている。


その時である。倉管の団員でもある運営委員長が緊張した面持ち

で(しかし冷静に)下手にやって来て「トラブル発生!彼らを

引き返させるように!」と告げた。


どうやら、市民会館の駐車場に入りきれなかったお客さんが

最寄のスーパーの駐車場になだれ込んだらしく、そのスーパー

から苦情の電話が入ったのだという。(ありゃ~


急遽、運営委員長氏は休憩時間をさらに20分延ばし、そちらの

スーパーに停めているクルマを至急撤去してもらうように場内

アナウンスを入れさせたのだった。


日曜日でもあるので、他の駐車場を探して舞い戻って来るのに、

はたして20分で足りるかどうかは微妙なところだが、すでに

規定の休憩時間を使い果たして、いざ本番!という時だったので

他のお客さんをこれ以上待たせるのも問題である。

妥当な選択と時間だったと思う。


それにしても!である。市民会館の駐車場は広く見えるとはいえ

たかだか150台ちょっとしか停められないのである。

今回は松本和将氏人気で2000人のホールがほぼ一杯

なのである。

気持ちはわかるけれど、だからといってスーパーに停めては

いかんでしょ。


はたして、そのクルマの持ち主が全員動いたかどうかは確かめる

術(すべ)はないのだけれど、いい音楽を楽しみたいという人達

の行為として、ちょっと悲しい気持ちになった。


なんとか再開することのできた冒頭で、先の運営委員長氏は

団員が揃った前に歩み出て、観客席に一礼して自分の名を言い、

休憩時間が延びたことを詫びて深々と頭を下げた。


その姿には大いに感動した。


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出番を待つピアノ








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ジャッキー

Author:ジャッキー
★マルチでありたいミュージシャン

フラメンコギターでの舞踊伴奏をするうちに、何の因果か各種パーカッション(ただしラテンはやりません)にもてあそばれる。

あがた森魚のサポート多数。
コンテンポラリーダンスグループ《まことクラヴ》では音楽・演奏担当。
FM局の音楽番組サウンド・オブ・ラテンアメリカのフラメンコの回《ムシカ・デル・ス-ル》では番組消滅までパーソナリティーを務めていた。
スペイン人ミュージシャン達にジャッキー・○ェンに似ている(?)と言われ、以来「ジャッキー」の名で音楽活動を続けている。
バレエ、演劇、語りの音楽なども。
いやはや。

でも、本業はピアノ調律師。

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