2017 / 04
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歌舞伎囃子や能楽の鼓(小鼓)の演奏時の構え方。


知っているようで、ハイって渡されたら戸惑ってしまう人が多い

と思う。


かく言う僕も、肩に担いで右手で叩く、まではわかるのだけれど

はたして右肩?左肩?

心もとなかった。


少し前にNHKアーカイブスで、昔に放送された『鼓の家』という番

組をやっていた。


故あって、当時としても非常に珍しく、女子でありながらも師匠

である父親から厳しく仕込まれて、歌舞伎長唄囃子方田中流家元

田中佐太郎を受け継ぎ、やがて我が子たちからも‘鬼の佐太郎’

と恐れられながらも愛情豊かに育み、それぞれ次代を担う立派な

楽師に育て上げるまでのドキュメントだった。


ずいぶんと惹きこまれて見た。


それから、中東やトルコの打楽器にはほとんど毎日触っているの

に自国の打楽器のことをまるで知らないではちと恥ずかしい、と

いうことで、ちょっと調べてみたりしたのだった。


この映像では、左手はこういうことをしておったのね、と参考に

なった。


しかーし。


最後にやってしまいましたな!







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ひき続きカホンのお話しです。

お付き合いください。


メイド・イン・スペインのカホンを手に入れたとくれば、やって

みたいのはやはりbuleria(ブレア―太字アクセント)だろう。


近年のフラメンコで、最も人気なのはこの12拍子のリズムだ。


ここはコンス(フラメンコのリズムパターンのこと)を解説する

コーナーではないのですっ飛ばしますが、2拍子と3拍子の混在

するブレリアというリズムはなかなか一筋縄ではいかないのだ

けれど、いったんハマれば、ずぶずぶとその深みに・・・。

ヒターノの粋とか諧謔性とか愛嬌を表現するbuleriaにはすべて

のスペインのフラメンコ達が熱狂してやまない。


僕もなんとか‘あの感じ’を出したいとトライしてみるのだが

なんだか変。

アクセントどおりに叩いたとしても、ただただ右手と左手を交

互に動かしているだけではズダズダと喧しいだけでダメなのだ。

ノリだとか言う以前に、ダウンストロークとアップストローク

をマスターしないことにはどうにもならない。


一応、こういうことだったのかーと理解できて、実践できるよう

になるまで、とりつかれた様にビデオを観て研究したのが懐かし

い。


この1号カホンで、少しは踊りの伴奏ができるようになったころ

「こんなカホンがあるけどー」と言ってチクエロが何回目かの公

演時にスペインから持ってきたのがこのカホン。

110302_2332~01
打面から見た画

110302_2333~02
後ろ側


110302_2334~01
「あ、これもセサール・モレノだ」


この2号機は打面が上部までビス止めされているタイプ。

改良型か?

叩いてみるとあきらかに1号機と違うサウンドだ。

1号機の(厚めの打面のせいもあってか)タイトな低音とアタッキ

ーな高音に慣れていたので、2号機は「なんと柔い!」と感じた。

低音は少し下の方を叩くのだが、手がめり込む感じ。


でも、すかさずチクエロに手のタッチを直されたのはありがたか

った。彼が聴かせてくれたブレリアのなんと気持ちの良いこと

ギタリストだけれど、パルマ(手拍子)とかカホンは当たり前に

出来るのだ。(でも、歌はあまり上手いとは言えないかな~)


この2号機の打面の裏側には、高音を出すときの上部に細い針金

が沿うように装着されていた。

今の主流の方式にかなり近い。


2号機が僕のメインの楽器になっていった。



まだ続くカホンロード。





お待たせしました。

カホンのお話しの続きです。


神戸のスタジオでその特製カホンに何度かお目にかかるうちに、

自分でも作ってみたくなるのは自然のなりゆき。

材料を調達して図面をひくまでは自分でやって、製作は大工さん

にお願いしたのだった。

‘あの音’を思い描きながら、とりあえずスナッピーを装着する

前段階の素の状態(ペルー式ではこれが完成形)で叩いてみると

・・・・・

前面のベニア板が薄いのか、容積の問題なのか、あまりの情けな

い音にがっかり。

素の状態でこれではしょうがないのだけれど、せっかくなので、

スナッピーの貼ったりして、それなりの音に近づけようとしてみ

たものの全然ダメ。


それではと、打面をもう少し厚い‘シナベニア’というのにも替

えてみたりしたのだけれど、楽器としての鳴りには程遠かった。


結局、都合3種類のサイズのものを作ってみたのだったが‘箱以

上’にはならず、その中のひとつは現在、ベッドサイドのランプ

置きとしては重宝している。


そうこうしているうちに、当時、ギタリストのチクエロのグルー

プのパーカッショニストとして来日していたマヌエル・ゴメス

(彼はチクエロの実弟)に、ステージで使っていた彼のカホンを

譲ってもらうことが出来たのだった。


そのときの嬉しさといったら! 


110228_2200~02
公演のパンフレットより


この写真の楽器が正に前回紹介したものと同一。

このカホンの特徴は、打面上部に、わずかなすき間を開けていて、

そこにちょっとした‘仕掛け’を施した薄い金属板を挟み込んで

いることだ。

110228_1735~01

それによって、上部を叩いたときのアタックを際立たせることを

考えているようだ。

製作はセサール・モレノ。今回調べてみると、彼もパーカッショ

ニストだった。

110228_1718~01

この、すき間を開けている方式の楽器は、現在は主流ではないの

だけれど、ずいぶんとお世話になった。

(今は椅子となっているけどね。)


せっかくなので、このカホンを里沙子に叩かせてみようとしたら

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あらあら、泣いちゃった


まだまだ続きまーす。



時々、当ブログに訪問して下さっているブロガーの方から、

カホンについての質問等がありましたので、このたび初登場と

相成りました。


そもそもカホンとは何ぞや?ですよね。

これがカホンです。

110228_1733~01
あ、紛らわしいので上に乗ってる観葉植物はもとに戻しときまし

ょう。

よいしょ。

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これでよし。

で、これがカホンです。

110228_1715~01

cajon

もともとは、キューバからの中米への移植労働者によって皮を張

った太鼓の代用品として使われていたもの。

スペイン語で‘木箱’の意味。


発音は‘o’にアクセントが付くのでカンとなるのだけど

ときにホンと呼ばれてしまうことも。

まあ、これくらいなら我慢できるのだけれど、カホーンと言われ

てしまうと管楽器のようで、ちょっと、アレーな気分。

実際に数年前まで、ドラムとパーカッションの専門誌にそう書か

れていたのはホントの話。


なので、日本では音楽好きにさえ認知されるようになって、まだ

日が浅い楽器だと言えます。

ペルーあたりでは結構ポピュラーらしいが、これを現代フラメン

コギターの先駆者のパコ・デ・ルシアが自身のグループに取り入

れるようになってから、次第に知られるようになってきました。


そうそう、カホンの演奏スタイルを説明していなかったですね。


演奏する前にはただの椅子替わりの箱くらいにしか見られないこ

とが多いのですよ。

そうです。

その上にまたがって両手で叩くのが一般的スタイルです。


僕自身はギター伴奏の修行のために通っていた神戸のスタジオで

初めてカホンに遭遇しました。

まだ日本には商品としては入って来ていなかったので、当然その

楽器はそのスタジオに仕事で来ている先輩ミュージシャンのお手

製だったのです。


その気になる和製カホンを見せてもらうと、打面の後ろ側には低

音を抜くための丸い穴が開けてあって、覗くとなるほど~高音の

あのサウンドはこうして生まれるんだ!と感心する仕掛けがあっ

たのです。


打面の板の裏にスネアドラムの響き線(日本ではスナッピーと呼

んでいる細い針金を帯状に束ねたもの)を装着していました。

のちに、スペインの一般的なカホンにはスナッピーではなくて、

別な方法で‘あの音’を出しているとわかるんですが・・・。


ギターを勉強しに行っていたのだけれど、カホンに魅了されるの

にはさほど時間がかからなかったです。


ここから僕のパーカッション人生が始まるのです。

続きは次回に・・・。



いつも、楽器のコーナーは自分の楽器の紹介ってことでやってき

たけれど、今日はどうしてもこれを紹介したかった。


ノートルダム清心女子大学に仕事(明日の卒論発表のためのピア

ノの調律)に行ったホールに鎮座ましましたるオルガン。

110216_1805~01

いつも気にはなっていたけど、蓋を開けてみたのは初めて。

ロジャース製(おそらくアメリカ?)のクラシックオルガン。

ちょっとだけ音を出してもいいかな?と電源スイッチをポン!

(良い子は決して真似をしてはいけませぬ)


おー、鳴りそうだね


これでも、僕も昔、電子オルガンをやっていたので、だいたいの

操作はわかる。


鍵盤の下の丸ボタンはプリセットの音色に違いない。

これもポン!

110216_1805~02

やったね!音色を選ぶスイッチに明かりが点った。


さあて、どんな音色がなることやら。

ちょっとドキドキで鍵盤を押すと・・・



かなりの音量で教会の小型オルガン風の音色が鳴ったので、少し

驚いた。


が、せっかくの機会。

自作の曲を数小節だけ弾いてみた。

いい感じだ。


だけど、ここは普通の大講堂なので、いわゆる教会の残響がない

のは寂しいかな。


学生の頃に聴きに行った東京カテドラルでの『オルガンの夕べ』

(ここは日本の教会ではいちばん残響が長いことで有名。

録音でも度々使われているようだ。かわったところではブラスア

ンサンブルなど)


ミサに続いてのオルガンの音がひゅうーっとすぼまっていく高い

天井からシャワーとなって降り注いだのが今でも耳に残っている。

110216_1806~02




ジャッキー

Author:ジャッキー
★マルチでありたいミュージシャン

フラメンコギターでの舞踊伴奏をするうちに、何の因果か各種パーカッション(ただしラテンはやりません)にもてあそばれる。

あがた森魚のサポート多数。
コンテンポラリーダンスグループ《まことクラヴ》では音楽・演奏担当。
FM局の音楽番組サウンド・オブ・ラテンアメリカのフラメンコの回《ムシカ・デル・ス-ル》では番組消滅までパーソナリティーを務めていた。
スペイン人ミュージシャン達にジャッキー・○ェンに似ている(?)と言われ、以来「ジャッキー」の名で音楽活動を続けている。
バレエ、演劇、語りの音楽なども。
いやはや。

でも、本業はピアノ調律師。

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